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郷土料理と行事食

松阪には、昔から代々受け継がれてきた、この地ならではの郷土料理や行事食があるんです。お正月には必ず○○を食べるとかあるでしょ、あれです。その意味やルーツを深堀してみましょう。 歴史も味わって!
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「野上り」と「いばらまんじゅう」

いばらまんじゅうはお好きですか? この和菓子は、4月中頃になると地元の和菓子屋さんをはじめ、直売所やスーパーなどに並び始めます。小麦粉や米粉の生地であんこを包み、ちょうど今の時季に大きく育つサルトリイバラの葉で挟んで蒸したもの。いばらまんじゅうで季節を感じる、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、このいばらまんじゅうですが、「野上りまんじゅう」とも呼ばれていることをご存知でしょうか?かつて、田植えなど農作業の終わりを祝い、労をねぎらう「野上り(のあがり)」という行事があり、その際に作って食べられていた甘い饅頭の類を「野上りまんじゅう」とか「野上りもち」と呼びました。
野上りに食べられていた甘いもんは地域によって様々あり、松阪では「いばらまんじゅう」や「でんがら」などがあります。今では行事としての「野上り」はみられなくなりましたが、「野上りまんじゅう」は田植えの時期になると地元の和菓子屋さんが作ってくれて、今も私たちはその味を楽しむことができます。 「いばらまんじゅうはまだかいな」と店頭に並ぶのを待ちわびる方も多く(私もその一人です)、地域の風物詩となっています。
 私は農業をしているわけではなく、野を上がった人でもありませんが、今年もありがたく、季節を感じながらいただきました。 ほんまに、ほっこりするわ〜。伊勢茶とともに、ひと休み。
(2025年4月下旬 松阪市嬉野にて ま)
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